断片的な走り書き18
この記事は2020.5.20に掲載し、6:00に更新いたしました。
更新内容:記事に加筆をいたしました。
知性
勉強としての読書において1
本を読むことは手段であるため、それが目的になってはならない。
本を読むことが重要なのではなく、そこから得た知識をどう生かすかが重要なんだ。
つまり、知識を生かすことのできる知性がなければ、宝の持ち腐れでしかない。
勉強としての読書において2
数学を学ぶにも、まずは算数ができなければならない。
日本人が英語を学ぶにも、まずは母国語である日本語がしっかりとできていなければならない。
だから勉強としての読書においては、簡単なところ、わかるところから始めなさい。
親、教師、先輩・・・
自己観察のできていない人間、つまり知性とハートが未熟な人というものは、子供に足し算を教えているだけで、自分が賢(かしこ)い人間のように思えてくるものである。
自己探求の道において、気づきは知性によって制御されるべきである。
なぜなら自己の進化とは、意識としてのあなたの進化であるがゆえ、無意識的な気づきになど価値はないからである。
意識の空白、意識としてのあなたの眠りという意味において、無意識は無意識でしかない。
自己としてのあなたの成長から、魂としてのあなたの進化のために
まずは知性を鍛えろ。
あなたの意識内に生じる、まとまりのない思考、気まぐれな感情や衝動に翻弄(ほんろう)されてしまわぬために。
そして最後に知性を手放せ。
あなたの意識内に生じる、まとまりのない思考、気まぐれな感情や衝動の世界を超えていくため、すなわちパーソナリティー(行為者)やエゴ(思考者)の次元を超えていくために。
これはマインドフルネスから明け渡しへと至る瞑想のステージにおいても同様である。
気づき
高次のマインドフルネスや高次の自己観察においては、知性によって、気づきの対象物と気づく者、その両者へと、気づきを方向づけることが重要である。
高次の自己観察においては、パーソナリティー(行為者)としての自己やエゴ(思考者)としての自己の活動にも気づいていなければならない。
意識の連続性
意識の中心としてのあなたに連続性がなければ、あなたは魂としてどころか、人間としてさえも目覚めているとは言えない。
それはぼんやりとした意識状態と無意識的な状態とを絶えず繰り返しながら、夢見心地で眠っているようなものである。
まるで、風に吹かれてなびく雑草であるかのように・・・
直接伝達
同業者であるスピリチュアル教師の生徒たちによく訊かれることだが、「直接伝達は、誰にでもできるのか?」って。
できないだろうね・・・
頑張ったところで、せめてエーテル体レベルでのエネルギー伝達、つまりいわゆるヒーリングや気功の程度にしか。
しかし、僕は超能力者じゃないよ。
彼らとは、住んでる世界が違うだけ。
どんなに優れた水泳選手でも、魚の泳ぎには敵(かな)わないんだ。
不安
今を生きるということを忘れ、将来の不安に埋(う)もれて生きてる人たち・・・
今ここにある現実を忘れ、不安にまつわる連想という夢のような世界に生きている大勢の人たち・・・
未来の想像や過去の記憶の世界で生きているということは、今に生きていないということであり、それは今において死んでいるということだ。
彼らは客観的リアリティーに触れることはなく、自ら好んで牢獄(ろうごく)のような主観的幻想の世界に閉じ込められているのである。
不安を食べて生きる人たち
私たち人間にとって、「不安」という心の食べ物は毒でしかない。
それならなぜ、あなたは不安を食べ続けているのか・・・
本当のことを言うと、不安いう想念をエサにして繁殖し続けているのは、不安という想念たちなのである。
想念もまた、ある次元においての生き物(エネルギー体)なのである。
不安とは、人間の食べ物ではなく、想念のエサでしかない。
だから、不安という寄生虫に蝕(むしば)まれた人たちは、ハート(心)の栄養失調となり、元気もないし、苦しそうなのである。
それゆえ彼らは不安に憑(と)りつかれた寂しいゾンビとなり、(その気はなくとも)周りの者たちをも不安という想念に引きずり込もうとするのである。
ユーモア
スピリチュアル教師や探求者には、ユーモアのない人、ユーモアのわからない人が多すぎる。
ユーモアがないと、ギスギスしちゃうぜ。
人間関係もあなた自身も人生も・・・
ちなみにユーモアの語源は、体液や湿気である。
ユーモアとは、ハートから生まれてくる優しさなんじゃないの?
ハートの干からびた大人
子供心を忘れるな・・・
子供心を失ってギスギスした大人になってはいけない。
つまり、私が言いたいのは、
あまり深刻になりなさんな・・・
ってなわけで、
今回はこの辺で・・・
もっと理解を深めたい・・・
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