断片的な走り書き9
この記事は2019.10.15、3:57に更新しました。
更新内容:加筆修正と新たな文章の追加をしました。
前部ヘッドセンター(第三の目)など、早くやっつけて(片付けて)しまいなさい。
指導という観点からすれば、師とは、想念などを用いてあなたを支配する潜在意識、すなわちあなたに巣食う悪魔を出し抜くための参謀であるため、あなたがその実行部隊として活動せねばならない。
そのためには、参謀である師の真意を汲(く)み取ることができるだけの知性や感性とコミュニケーション能力、そしてそれを最後まで遂行し続ける強い意志や実行力が必要なのである。
眠り(想念との自己同一化)の浅い人を起こすには、軽く一声かけるだけでいい。
しかし、泥酔状態のようなとても深い眠りの状態にある人を起こすには、激しく揺さぶらなければならない。
つまり、時に私があなたを揺さぶるのは、私のためではないし、私がそうしたいからでもない。
口では目覚めたいと言いながらも、深刻な眠り(想念との自己同一化)に陥(おちい)っている「あなた」が、そうさせているのだ。
わかるかね?
全ては内なる自己としてのあなたのためなのだ・・・
私はそもそも、他人の眠りになど興味がない。
「私」は「内なる自己としてのあなた」のことは愛しているが、「あなたの思考や感情や本能」などに、これっぽっちの興味もない。
起きる時には、きちんと起きる。
眠る時には、きちんと眠る。
寝ぼけながら起きているから、わずかな段差でもつまずくのだ。
(その真意や如何に・・・)
落ちてしまうことと、落ちていくこととは違う。
そこにはあなたの意志に基づく主体性の有無の違いがある。
落ちてはいけない。
上昇してから下降しろ。
(その真意や如何に・・・)
あなたがどこまで上昇しなければならないか、その見極めも大切なのである。
弱い人間には、あるがままの真実が見えない。
(弱い人間は、自分だけは苦しまなくて済むように真実とは異なる解釈をする。)
(このように真実でなく幻想を見続けていては、)賢くなどなれない。
優しくなることなどできやしない。
(そのように弱くて愚かでは、)自らの成長のための教えに従うことさえもできない。
つまり何もできやしない。
低次の欲求や絶え間なき想念に突き動かされ続けるだけである。
そんな、風に吹かれて飛んでいくシャボン玉のような存在を、「人間」と呼んでいいのだろうか・・・
強くなるにはどうすればよいのか?
まずは、色眼鏡をはずして自分を観なさい。
そのようにして、自己欺瞞(じこぎまん)という長年にわたる悪習を徹底的に排除しなさい。
たとえ無意識的なものであれ、あなたの私に対する欺瞞(ぎまん)やあなた自身に対する自己欺瞞(じこぎまん)に、私が気がついていないとでも思っているのかい?
そこに触れるには早過ぎるので、私は気がついていないフリをしているだけだ。
私にとっては、関係のないことなのだから・・・
あなたがその現実に向き合うことのできる準備ができるその時まで、私は気がついていないフリをしているだけだ。
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