「目覚め」と「悟り」~「意識としてのあなた」の進化~
この記事は2019.11.26、15:41に更新しました。
更新内容:記事に加筆修正をいたしました。
「目覚め」と「悟り」~「意識としてのあなた」の進化~
知性の目覚め
:現在の平均的な人類の意識状態
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:自己と肉体精神との自発的な非自己同一化
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:広義における悟り
:小悟
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「意識の根源」からの絶え間なき引き込み
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:狭義における悟り
:大悟
知性の目覚め
この意識状態においては、自身の思考や感情、感覚等をそれなりのレベルで認識することはできるが、その認識の主体である自己そのものである自己意識は認識されていない。
しかし、心身への強いショックを伴う出来事との遭遇などにより、偶発的な「自己意識の目覚め」、すなわち偶発的かつ一時的な肉体精神との非自己同一化が生じることはある。
自己意識の目覚め
自発的に「自己そのものの自覚」ができる意識状態。
激しい感情や強い感覚などを伴う体験などに遭遇した場合は、即座に肉体精神と自己同一化してしまうが、自発的に自己と肉体精神とをある程度の距離において切り離すことができる意識状態である。
「自己意識」と「純粋意識」との接触
これは、「肉体精神としてのあなた」と「純粋意識」との接触とは異なる。
ゆえに99.9・・・%の探求者は自己意識の目覚めが弱いから、肉体精神を通しての接触となるのだ。
これは自己意識の眠りの意識状態だ。
つまり、以下のようなことになる。
:「肉体精神と自己同一化している自己意識」と「純粋意識」との接触
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肉体精神の癒しと浄化
「自己意識としてのあなた」とのダイレクトな接触ができないから、(肉体精神のコンディションは改善されるが、)悟りはおろか自己の変容へとは至らないのだ。
99.9・・・%の探求者は、「自己意識さえも目覚めさせることができない」という、まともな神経があれば明白な現状の原因はここにもある。
平均的な人類の自己意識が目覚めていれば、もう少しまともな世界になっていることくらい分かるよね。
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