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自己意識

正しい居場所~本来の心~

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「内なる家」である心という広大な空間には、「仕事作業のための仕事部屋」と「寛ぎのためのプライベートルーム」とでも言えるものがあります。

あなたは、それらの「お部屋の正しい使い方」ができていますか?

 

「新たなる心」とは、想念に包囲された「従来の心」のような閉ざされた空間ではなく、それをも含め全てを包み込んでいる果てしない拡がりのある安らかな心の空間のことです。

それは「従来の心」の扉の外にある、広くて大きなお部屋のことです。

それが「本来の心」であり、それを「新しいあなた」のことだと思っていただいてもかまいません。

 

ウォークインクローゼットとは、歩いて入るほどの広さがある、まるで小さなお部屋のような広さの収納スペースのことです。

そのようなウォークインクローゼットが片隅に設置された部屋というものがあります。

当然のことですが、通常は部屋で過ごし、洋服などを出し入れする時などはクローゼットに入るわけです。

逆の人は変態です。

 

しかしどうしたわけなのか、クローゼットの中であまりにも長い年月を過ごしてきたために、そこが「自分の憩(いこ)いのための部屋」であると思い込んでしまった人たちがいます。

しかもとうに明かりが切れてしまったために、出口となる扉があることなど忘れたままです。

当然のことながら、そこは物(想念)で溢れかえっており、寛ぎの時間を過ごすために設計された部屋ではないので、長時間過ごすにはとても窮屈で苦しいのです。

 

扉を開ければ、広くて大きな、安らぎのための部屋があるのです。

そこが「あなたの本当のお部屋」なのです。

 

その部屋の片隅にはウォークインクローゼットもあります。

いつでも、そこへは出入りできます。

そこには物(不要な想念)がしまえて部屋(心)も片付き、頭も心もスッキリです。

 

用途さえ間違えなければ、クローゼットも悪いものではありません。

「仕事作業のためのオフィスルーム」と「寛ぎのためのプライベートルーム」との分別と言い換えても良いでしょう。

 

何事も使い方次第であるという話でござる。

 

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