自己観察による理解
真なる自己への探究、すなわちスピリチュアル/霊的な探求とは、人間としてのあなたの持つ可能性への追及の延長線上にあるのが、本当なのだと思います。
ですからスピリチュアル/霊的な探求の土台となる人間というものへの理解がなければ、どのようなスピリチュアルな取り組みであれ、ピントの外れたものとなるでしょう。
そして、
人間というものへの理解とは、最も身近な人間である自分を理解することによって育まれまていきます。
自分の思考、感情、感覚、肉体・・・
それらが何によって動かされているのか?
どんなものや、どんなことからこと強い影響を受けているのか・・・
そのような理解は、書物による知的理解からではなく、少年期からの絶え間ない自己観察という体験に基づく理解によって養われていきます。
そのような理解の機会というものを逃してきた方は、今からでも自己観察をすることをおすすめします。
自己観察は、日常生活のあらゆる時間で行うことができます。
ですから費用も、そのための特別な時間や環境などを必要としません。
スピリチュアルな探究における主体となる自己意識は、絶え間ない自己観察という取り組みによって目覚めさせることが可能です。
自己観察のやり方についてですが、以下のグルジェフの本に書いてあります。
彼は信用に値する誠実で聡明な覚者でもありますので、自己観察の手引書としては、これ一冊で十分すぎるほどだと思います。
その他の知識も有用です。
『奇蹟を求めて―グルジェフの神秘宇宙論 (mind books)』
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