ゲオルギー・グルジェフ

この記事は2019.10.17、2:18に更新しました。

更新内容:「対話集『奇蹟を求めて』について」に加筆をいたしました。

 

目次

 

グルジェフについて

偉大な人間であり、偉大なマスターです。

当然のことながら、書物として残されているその教えにおいては、OSHO(ラジニーシ)と同様、自己意識目覚めのためのワーク(取り組み)に関してしか具体的な方法は述べられていません。

本質的な真なる自己目覚めについては一般化できないから、当たり前と言えばそうですが、自己意識目覚めを中心のテーマとして指導していたということです。

ま、そもそも「真なる自己目覚めを惹(ひ)き起こすための直接的な方法」なんてものは、直接伝達以外にあるわけないから、当然といえば当然のことであるんですけどね。

なぜなら、

自己意識目覚めは、いわゆる自力による取り組みによって到達しなければならないものですが、真なる自己目覚めにおいては、聖なるものの流入による接触を必要とするという、その本質的意味においては、いわゆる他力の領域です

ので。

ですからラマナ・マハルシは、真なる自己目覚めにおいては、「沈黙の教え」が最上の教えであるとして、「直接伝達」こそが最上のトリガー(引き金)であるということを示唆していたわけであります。

 

そして真なる自己目覚めの基盤とも言える「自己意識」を目覚めさせるための自己想起や自己観察というワークや、自己意識を目覚めさせるための準備についてのグルジェフの教えは素晴らしい。

当然のことですが、グルジェフのそのエネルギー伝達能力や直接伝達能力の凄さについても、彼の弟子によって語られています。

彼は呪術師/魔術師でもありましたし、高次の次元における知識も豊富でしたので、そのことについても精通していたと思われます。

 

この人の偉大さは、悟っている人なら明確にわかります。

彼は、厳しいことも言います。

なぜなら意識的進化の道は厳しいからです。

ですから、彼が厳しいわけではありません。

それは愛の表現の一部としての厳しさです。

父性的な愛情に基づく優しさとでも言えばいいのかな・・・

 

この本においてのグルジェフの場合は、生徒とのグループ・セッションにおいて対話しているわけですが、私は不特定多数に向けて公の媒体であるインターネットで発信しているので、「このサイトではそこまで言えないな」というレベルです。

「人間とは、内外の環境に反応しているだけの機械だ。」「だから心理学でなく、まずは物理学で理解しなさい。」みたいなことを当たり前のように言ってますからね。

真剣で賢明な探求者でなければ、ついていけなかったことでしょう(笑)

おそらくグルジェフは、そうやって生徒をふるいにかけてもいたのでしょうが・・・

 

対話集『奇蹟を求めて』について

 

自己意識を目覚めさせるための自己想起というワークや、自己意識を目覚めさせるための準備についての詳細な教えが秀逸であります。

その他、思考・感情・肉体などの「中枢(センター)」についてや、「目覚め悟りを妨げる諸力」についてなど、真の探求者が必要とするたくさんの有用な知識が惜しみなく語られている。

 

著者のウスペンスキーは間抜けだが、この本はとても良い。

すべての探究者は、この本を読まなければ始まらない。

この本を読みでもしなければ、よほどのショックでもない限り、内なる自己が目覚める機会がない。

 

だから最初は理解できなくてもいいんだよ。

「読書百遍意(い)自(おの)ずから通(つう)ず」でね。

読んでおくと、それはあなたの中で種となり、後のあなたの体験が肥やしとなって花を咲かすんだよ。

「あっ、なるほどっ! そういうことか・・・」

ってね。

 

内なる自己が目覚てくるにしたがって、当たり前のことしか書いていないということがわかるようになってくる。

私は子供の頃から内なる自己が目覚めていたので、探究時代には一度読んだきりで、ほったらかしにしていたが、指導者になってからは、この本から指導においてのたくさんのヒントをもらってきた。

今でも時間があれば、読みたいのだが・・・

 

「意識としてのあなたの進化」における指導という観点において、彼がラマナ・マハルシよりも偉大であったということは、悟った人間で、なおかつ人としても成熟していて、かつ生徒に愛情をもって指導をしてきた人間にしか見えてこないことだろう。

自己意識にまつわる自己観察などの箇所、またセンターについての箇所は何度も読んでおくといい。

私の言っていることが、より深く理解できるようになってくるよ。

 

著作『ベルゼバブの孫への話』について

 

この本はグルジェフが、真の人間や探求者にとっての有益な情報をちりばめながら、なおかつ真の人間や探求者にとって必要な「意識的・能動的思考能力」を鍛えることを目的に作られている本であります。

なので通常の「自動的・受動的思考」では読めません。

それなりの知性と注意・集中力、そしてその持続力が必要とされる本です。

つまり「真正な思考能力」が必要とされます。

それをこの本を読むことによって、いわゆる「認知的負荷が強い状態を継続させること」で、知性と注意・集中力、そしてその持続力や精神力が鍛えられ、なおかつ「真の知性」を身につけることができるように設計されているわけです。

いかにも、したたかなグルジェフらしい見事なシカケです。

 

自己意識第三の目/サードアイ・チャクラ目覚めの準備や、「脳の筋トレ」のツールとしてもお使いください。

787ページもあるとても重たい本ですので、私のように手で持って読む人にとっては、腕の筋トレにもなります・・・

 

著作『注目すべき人々との出会い』について

 

ある意味において、知的には地味な本であります。

ですが地味ながら、なかなかの本です。

 

著作『生は〈私が存在し〉て初めて真実となる』

何なんだ、この本は?

グルジェフ氏ともあろうお方が・・・

グルジェフは本当に、この本の出版を望んでいたのか・・・

この本に関しては、私はおすすめしない。

スピリチュアル/霊的な目覚め、つまり「意識としてのあなたの進化においては特に役に立たないであろう」という意味において・・・

 

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