人間存在における「意識の進化」の段階
この記事は2020.9.16、16:50に更新いたしました。
人間存在における「意識の進化」の段階とは
人間存在においての「意識の進化」とは、どのようなものなのか?
それは悟りと、どのような関係にあるのか?
瞑想をされている方は、ご自身の瞑想の目的を明確にするためのモノサシとして使っていただくことも可能です。
人間存在における「意識の進化」の段階
人間存在における「意識の進化」の段階:図1
行為者
↓
思考者
:スピリチュアル業界において、いわゆるエゴと呼ばれるもの
↓
観照者
:自己意識
↓
魂
人間存在における「意識の進化」の段階:表1
行為者 | 思考者 | 観照者 | 魂 |
パーソナリティー | いわゆるエゴ | 自己
いわゆる真我 |
究極の真我 |
心身全般との自己同一化 | 思考との自己同一化 | 気づきとの自己同一化 | あらゆる自己同一化からの解放 |
動物的存在 | 人間的存在 | 意識的存在 | 霊的存在 |
━━━ | 自我の目覚め | 小悟:いわゆる悟り | 大悟:究極の悟り |
意識の進化の段階においての「行為者」とは
自己同一化という観点から見て、人間的存在である思考者においては、自身の思考との自己同一化が主となるのに対し、動物的存在である行為者は、思考、感情、本能、それらに由来する欲求や衝動、身体などといった、あらゆるものに自己同一化します。
その時々において最も強い欲求や衝動、その時々において最も激しい感情、その時々において最も興味のある思考・・・などといったように千変万化です。
それゆえ、彼らは感情的には、とても不安定であるのです。
言っていることも、ころころコロコロ変わります。
つまり、思考者は思考を主食とし、観照者は気づきを主食としていると例えるならば、行為者においては、(特に決まった主食というものがなく)なんでも主食にできる雑食のような存在です。
人間存在とは、思考、感情、本能、などといった複数の機能からできている多次元的存在であるという観点に立てば、
● 思考者は思考をリーダーとして、配下に感情や本能などを従えて統率されたチーム(人間)。
● 観照者は気づきをリーダーとして、その配下に思考、さらにその下に感情や本能などを従えることによって、より高度に統率されたチーム(人間)。
しかし、
● 行為者はリーダーが不在で、思考や感情や本能などに縦のつながりがなく、横のつながりもままならない、まとまりのないチーム(人間)。
よって、思考や感情や本能などの中でも、より原始的という意味においての低位の機能である本能や感情などが、その時々において好き勝手に主導権を握ることとなる。
ということになります。
それゆえ、行為者の段階にある人たちには、その言動における一貫性は乏(とぼ)しくなりがちです。
さらに言いますと、衝動的になりがちな彼ら(行為者)は、動物的であり、刹那(せつな)的で快楽主義的な生き方になりやすいのであります。
また、行為者の段階にある人たちは、思考センターの活性度が低いのみならず、思考センターと感情センターとの連結も適切に機能していないため、他人の気持ちや立場などを慮(おもんぱか)ることなども苦手です。
思考センターと感情センターとの連結も適切に機能していないため、感情を自己制御することも苦手となります。
思考センターと本能センターとの連結も適切に機能していないため、本能に由来する欲求や衝動を自己制御することも苦手となります。
つまり、思考というリーダー不在の行為者の段階にある人たちは、思考センターと低位のセンター(感情センター・本能センター)との適切な連結ができていないのです。
一般的には、「食べたり飲んだり、オシャベリなどして、発散をしている時だけが最高の喜びである!」などといったような人たちです。
思考者への進化・変容を短期間で実現したいなら
以上のことからもおわかりのように、行為者の段階にある人は、次なる段階である思考者へと進化するため、頭部にある思考センターを活性化しなければなりません。
そして、頭部に位置するヘッドセンターには思考センターも含まれているため、ヘッドセンターが活性化すれば、思考センターも活性化されるのです。
ですから、「行為者の段階を早く卒業したい!」という方は、ヘッドセンターの直接伝達をお受けになられることがおすすめです。
また、「心の混乱」や「身体の不調」は、あなたの進化のための妨げとなります。
ですから、心身の浄化のためにも、ヒーリング効果の高い純粋意識の直接伝達を併せてお受けになられると、さらに効果的でしょう。
メインとしてはヘッドセンターの直接伝達をお受けになられ、より効率よく思考者へと変容を遂げていくためには、補助的に純粋意識の直接伝達をお受けになられると良いでしょう。
また、純粋意識の直接伝達だけを単独でお受けになられるだけでも、その高次のヒーリング効果によって心身の不調が最適な状態へと調整され、心が軽くなってくるなどといった様々な効果を実感していただけるかと思います。
なお、コロナ禍(か)にある現在におきましては、瞑想会などに参加することやヒーリングサロンに通うことなどにおきましても、それなりのリスクが伴います。
ですがノーコンタクト・セッションは、遠隔一斉での直接伝達でありますので、感染へのご心配もございません。
ご自宅でくつろぎながら、安心してお受けになることができます。
withコロナ時代においても最適であるノーコンタクト・セッションに興味がおありの方は、以下のノーコンタクト・セッションの「お客様の声」をご覧ください。
「思考者への進化・変容を短期間で実現したい!」という方におすすめのセッション
意識の進化の段階においての「思考者」とは
意識活動においての様々な自己同一化において、思考との自己同一化が特に強い人たちです。
それゆえ、自己同一化という観点におきましては、思考者は思考を主食としています。
感情や欲求などをオカズにすることもありますが、あくまでも主食は思考であります。
それは、自身の思考によって、自身の思考や感情や行動などを制御しようとしているからでもあります。
このような観点からいたしますと、思考者は行為者よりも「意識の進化」が進んだ存在である、ということができます。
なぜなら動物や動物的存在は、自身の思考によって、自身の思考や感情や行動などを制御することなどできないのですから・・・
その反面、心身という檻(おり)の中に住んでいる行為者と比べ、思考者である彼らは、思考という、とても狭い檻(おり)の中、つまり頭の中に閉じ込められているのです。
それは、自由が本性である魂にとっては、耐えがたいことでもあります。
それゆえ、(大なり小なり)魂の声は、そこからの脱出を叫んでいます。
その声が、彼らを探求の道へと進ませることもあるのです。
また、気づきという観点からいたしますと、通常の気づきやマインドフルネスなどにおいての気づきなどは、言語的な理解と結びついているため、観照者としての純粋な気づきではなく、思考者としての知的な気づきでしかありません。
そんな思考的存在である彼らは、一般的にいって「読書」や「(建設的な)オシャベリ」などが大好きです。
議論好きの人も少なくありません。
思考者である彼らは、「読書や考え事だけで、一日が終わってしまった・・・」、そんな日もあることでしょう。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
観照者への進化・変容を短期間で実現したいなら
思考者であるあなたにとって目指すべき次のステージは観照者の段階であります。
観照者のセンター(観照機能の核となるもの)とは、まぎれもなく(第三の目を含む)ヘッドセンターであります。
ですが、仏教系やヨガ系の瞑想会などにおきましても、これほど重要となるヘッドセンターに焦点を合わせていないのみならず、ヘッドセンターの大切さにおいての言及はおろか、その重要性における理解すらありません。
ですから、みなさんがそのような瞑想を長く続けてきても、あまり効果が出なかった、というわけなのであります。
ですが、ノーコンタクト・セッションにおきましては、観照者としての核となるヘッドセンターに焦点を絞っています。
しかも、それを直接伝達いたします。
ですから、ご自身での瞑想における試行錯誤の回り道などをすることなく、ショートカット(近道)ができるのです。
ですから、「思考者の段階を早く卒業したい!」という方は、「ヘッドセンターの直接伝達」をお受けになられることがおすすめです。
また、上記と同様、「心の混乱」や「身体の不調」は、あなたの進化のための妨げとなります。
ですから、心身の浄化のためにも、ヒーリング効果の高い「純粋意識の直接伝達」を併せてお受けになられると、さらに効果的でしょう。
メインとしては「ヘッドセンターの直接伝達」をお受けになられ、より迅速に観照者へと変容を遂げていくためには、補助的に「純粋意識の直接伝達」をお受けになられると良いでしょう。
また、「純粋意識の直接伝達」だけを単独でお受けになられるだけでも、その高次のヒーリング効果によって心身の不調が最適な状態へと調整され、心が軽くなってくるなどといった様々な効果を実感していただけるかと思います。
なお、コロナ禍(か)にある現在におきましては、瞑想会などに参加することやヒーリングサロンに通うことなどにおきましても、それなりのリスクが伴います。
ですがノーコンタクト・セッションは、遠隔一斉での直接伝達でありますので、感染へのご心配もございません。
ご自宅でくつろぎながら、安心してお受けになることができます。
withコロナ時代においても最適であるノーコンタクト・セッションに興味がおありの方は、以下のノーコンタクト・セッションの「お客様の声」をご覧ください。
「観照者への進化・変容を短期間で実現したい!」という方におすすめのセッション
意識の進化の段階においての「観照者」とは
準備中
参照記事:
魂を実現したいなら
コロナ禍(か)にある現在におきましては、瞑想会などに参加することやヒーリングサロンに通うことなどにおきましても、それなりのリスクが伴います。
ですがノーコンタクト・セッションは、遠隔一斉での直接伝達でありますので、感染へのご心配もございません。
ご自宅でくつろぎながら、安心してお受けになることができます。
withコロナ時代においても最適であるノーコンタクト・セッションに興味がおありの方は、以下のノーコンタクト・セッションの「お客様の声」をご覧ください。
「魂の実現を短期間で実現したい!」という方におすすめのセッション
意識の進化の段階においての「魂」とは
上の表をご覧になるとおわかりのように、魂を実現した人(厳密には魂を実現した魂)というのは霊的存在であります。
ですが、大は小を兼ねるがごとく、行為者(動物的存在)、思考者(人間的存在)、観照者(意識的存在)としての要素をも、兼ね備えた機能のようにして含んでいるのです。
(なぜなら、彼らといえども、肉体的な死を迎えるその時までは人間存在でもある以上、それらの機能が残ってなければ、現実的にこの世で生きていくことができません。真の悟りとは、メルヘンではないのです。)
ですからあくまでも、魂を実現した人におきましては、彼らはその意識としての主体が魂でありながらも、同時に行為者、思考者、観照者としての機能をも持っているのであります。
下の図をご覧になるとおわかりのように、人間存在における「意識の進化」とは、その存在レベルにおける要素を高次の段階へと拡大していきながら、その意識としての主体をより高次の段階に移行していくというプロセスなのであります。
(実際は、このような仕組みであるがゆえ「あなたが悟るのではない。真我が真我を悟るのだ。」などと言われたりもする(笑)のであります。)
行為者
行為者(主体)
↓
思考者
思考者(主体)+ 行為者(機能)
↓
観照者
観照者(主体)+ 思考者(機能)+ 行為者(機能)
↓
魂
魂(主体)+ 観照者(機能)+ 思考者(機能)+ 行為者(機能)
(致し方ないことかもしれませんが、)ここが、探求者や一般の方々が誤解されているところなのです。
魂を実現した人も行動や思考や気づきなどと、(大なり小なり)同一化することはあるのです。
ですが、自己同一化は決してあり得ないのです。
行動や思考や気づきなどと同一化はするが自己同一化はあり得ないということは、魂を実現した人(に内在する私)は、行動や思考や気づきなどと、ある程度の同一化はしても、それらを自己(私)と勘違いすることだけは、もはや絶対にないということなのです。
なぜなら、その意識としての主体が悟っている、つまり、あらゆる自己同一化から解放されているのですから。
しかし、そのことは(意識の進化において「低位の段階にある人」が「高位の段階にある人」を見る場合において、)外から見てもわからないのが常なのです。
それは、自身よりも「高位の段階にある人」の、意識においての主体と機能の見分けがつかないからなのです。
ですから、行為者の段階にある人は、他人の意識の段階を検証しようとしても、目に見えるもの、すなわち相手の言動などから推測することしかできません。
思考者の段階にある人は、検証する相手の言動や話の内容、そこから見えてくる思考パターンなどから推測することしかできない、などといったように・・・
しかし、正しい推測のためには、その論理の前提となる正しい知識が必要なのですが、意識の進化における正しい知識を身につけることもまた、容易ではないというのが現実なのであります。
「悟りについての理解をもっと深めたい!」という方には、以下の記事がおすすめです。
「正しい基礎知識を身につけたい!」という方には、以下の記事がおすすめです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。