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基礎知識

高次の瞑想法〜純粋意識との接触における3つのステージ〜

基礎知識, 瞑想

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この記事は2021.9.30、23:23に更新しました。

更新内容:記事に加筆をいたしました。

 

この記事の内容につきまして

この記事では純粋意識との接触時における3つの段階についてを説明いたしております。

なぜなら「純粋意識との接触をどのように行うか」は「純粋意識の悟りへの道」において最も重要なことであるからです。

さらには、その最短の近道についても掲載いたしております。

 

至福としての自己の伝達 2021.09より

I. J. 様/ 50代 / 女性 / 東京都 / 2019年2月より参加

木幡先生

「至福としての自己の伝達」ありがとうございました。

 

8月の半ば過ぎにダイアローグセッションでお会いして、その直後はあまり大きな変化は感じられませんでした。

ですがニ週間ほど経った頃、自身の内面的な気づきがあり、さらに身体が緩みました。

そして、ヘッドセンターに軽く意識を向けただけで、優しく穏やかなエネルギーが湧き上がるような感覚がありました。

最近では特にヘッドセンターに意識を向けずとも、そのような感覚になることがあります。

やはり個人セッションの威力は凄いですね。

 

毎週の伝達の翌日は「純粋意識」が身体に充満しているような感覚があります。

この感覚が途切れないよう努めたいと思います。

そうは言っても、なるべく静かにして過ごす以外はあまり自分でできることはないようにも思います。

 

ありがとうございました。

来月もよろしくお願いいたします。

 

言葉による伝達 2021.09.29

>8月の半ば過ぎにダイアローグセッションでお会いして、その直後はあまり大きな変化は感じられませんでした。

>(中略)

>そして、ヘッドセンターに軽く意識を向けただけで、優しく穏やかなエネルギーが湧き上がるような感覚がありました。

>最近では特にヘッドセンターに意識を向けずとも、そのような感覚になることがあります。

>やはり個人セッションの威力は凄いですね。

 

それは良かったです。

こちらこそ、個人セッションにおきましては、いつも楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございます。

その御礼にと言ってはなんですが、この記事上におきまして私なりのアドバイスをさせていただきます。

 

やはりエネルギー的な進化的変容という観点からいたしますと、「エネルギー的な伝達(直接伝達)を主とするサイレンスセッション」と比べますと、「理解や知識の伝達(言葉による伝達)を主とするダイアローグセッション」の方では、臨在による直接伝達の効果が主となりますので、臨在による直接伝達によって自然発生的に放射されるエネルギーは潜在意識(無意識)層にゆっくりと浸透していき、その後から時間差でじわじわと効いてきた頃に顕在意識(意識)層においてその自覚が生じてくるのだと思います。

 

>そして、ヘッドセンターに軽く意識を向けただけで優しく穏やかなエネルギーが湧き上がるような感覚がありました。

上記のものを純粋意識との接触における「ヘッドセンターコンタクト」と呼ぶことにします。

 

>毎週の伝達の翌日は「純粋意識」が身体に充満しているような感覚があります。

上記のものを純粋意識との接触における「ボディーコンタクト」と呼ぶことにします。

 

そして、純粋意識との接触時におきましては「肉体次元でのボディーコンタクト」よりも「エネルギー体次元でのヘッドセンターコンタクト」の方が純粋意識の悟りへと至る進化的および浄化的変容における効果は圧倒的に高くなります

なぜなら、

《純粋意識の源泉》に近づけば近づくほど、純粋意識の純度は高まっていく。

からです。

わかりやすく言うならば、水道の蛇口からコップに水を入れる際にも、コップの位置が蛇口に近ければ近いほど、こぼれる水は少なく済むのと似たような道理です。

 

そして、

肉体よりもエネルギー体の方が《純粋意識の源泉》に近い。

のであります。

 

ですから、このようなことを書いている人は他にはいないのでしょうが、経験的にも(私の体験からしても)、データ的にも(純粋意識の悟りを実現した生徒たちにおいても)、

(ヘッドセンターが目覚めていることが前提として)ヘッドセンターコンタクトができているか否か「純粋意識の悟り」の実現における成否の最初の分水嶺となる。

のです。

 

それゆえ、純粋意識との接触時におきましては「肉体次元でのボディーコンタクト」よりも「エネルギー体次元でのヘッドセンターコンタクト」を心がけてみてください。(今となっては懐かしい笑い話ですが、そのための「漬物石」でもあったのですぞよ(笑))

 

純粋意識との接触における3つのステージ

純粋意識との接触状態には大きく分けて以下のように3つの異なる段階がございます。

 

1stステージ

ボディーコンタクト/肉体接続

肉体次元における「肉体を介しての接触状態」

 

2ndステージ

ヘッドセンターコンタクト/エネルギー体接続

エネルギー体の次元における「ヘッドセンターを介しての接触状態」

 

3rdステージ

ダイレクトコンタクト/直接接続

純粋意識の次元における「自己意識と純粋意識とのダイレクトな接触状態」

 

>毎週の伝達の翌日は「純粋意識」が身体に充満しているような感覚があります。

 

このような接触状態が1stステージであるボディーコンタクト/肉体接続に該当します。

純粋意識との接触状態にあるという意味において、とても良いことです。

一般論としまして、心身におけるヒーリング効果が強く生じている場合や、心身のエネルギー状態が弱まっている場合などは、心身への作用がより強く感じられることでしょう。

集中エネルギーが優勢な「意識としての自己の伝達」とは違い、くつろぎエネルギーが優勢な「至福としての自己の伝達」においては、純粋意識のエネルギーが柔らかに広がる方へと放射されていますので、純粋意識をヘッドセンターでよりも身体の方で感じてしまいやすいのかもしれません。

 

>そして、ヘッドセンターに軽く意識を向けただけで優しく穏やかなエネルギーが湧き上がるような感覚がありました。

>最近では特にヘッドセンターに意識を向けずともそのような感覚になることがあります。

 

この状態が2ndステージであるヘッドセンターコンタクト/エネルギー体接続に該当します。

勘の良い人なら、ラマナ・マハルシが

「真我(アートマン)の顕現は脳にある」

顕現・・・はっきりと姿が現れること。

引用:『不滅の意識 ~ラマナ・マハルシとの会話~』P70、7行目~

と語っていたことを思い起こすことでしょう。

 

このステージを経過していくと、自身の肉体感覚の中心となるものが「粗雑な肉体」ではなく「微細なエネルギー体」として感じられるようになってきます。

さらには、このようなヘッドセンターのさらなる活性化によって、上記のようにあなたの注意を努力なくヘッドセンターへと引きつける磁力も強まってきます。

その結果、ヘッドセンターは自己意識(真我)のセンターでもありますので、これまでよりも自己意識(真我)の目覚めが活性化されてきます。

さすれば、3rdステージとなるダイレクトコンタクト/直接接続へと至ることも容易となります。

 

正しい理解と知識とがあるならば、悟りとは神秘などではありません。

 

悟りを神秘にしてしまう探求者や指導者たちには、悟りのメカニズムにおける理解がないだけなのです。

 

参照記事

 

「ヘッドセンターの目覚めや活性化」に一番効果的なセッション

 

「純粋意識の目覚めや活性化」に一番効果的なセッション

 

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