魂の声〜思考や感情よりも切実なるもの〜
この記事は2022年5月2日、17:25に更新しました。
更新内容:記事下のコメント欄に「返信コメント」を掲載いたしました。
この記事につきまして
この記事は「2022年4月期 純粋意識の直接伝達」のコメント欄からの抜粋であります。
内容は「参加者様から頂いたご感想コメント」と「木幡 等 Hitoshi Kowata からの返信コメント」によって構成されております。
「2022年4月期 純粋意識の直接伝達」ご感想コメントより
F. R. 様/50代/女性/神奈川県在住/2020年6月より参加
木幡先生
4月期の「純粋意識の直接伝達」に参加させて頂き、ありがとうございました。
一時、自身の諸事情により直接伝達を受けれずにいましたので、その期間はなかなか自分だけでは意識は成長せず、逆に感情的な人々に引きずられ、思考と感情に振り回される始末でした。
ですが今月、また先生の伝達を受けることができて、少しずつ思考や感情との距離がとれるようになってきました。
低次の自分に振り回されない状態は、台風の目の様に穏やかです。
いつもありがとうございます。
少しずつでも、この意識を高めていきたいと思います。
木幡 等 Hitoshi Kowata からの「言葉による伝達」
「感情的な人々」の中に「低次の自己としてのあなた」が加わると「台風」は勢いを増していきます。
なぜなら「感情的な人々」とは「低次の自己の集まり」なのですから。
そうして「あなた」までもが「台風の一部」となり、やがては「台風そのもの」となってしまうこととなる。
ならば、仲間は大勢で賑(にぎ)やかではあるが、「内的に安らぐこと」は愚か、「正気でいること」さえもできやしない。
そうして生涯、自身や他者の「思考」や「感情」につつき回され続けることとなる。
ならば、あなたは「台風の中心」すなわち「台風の目」に居続ければいい。
そこは、とても「静か」で「穏やか」だ。
しかし、自身が「穏やかなる台風の目」に居続けるためには、そのような「至高の孤独」に居続ける「勇気」や「覚悟」も必要だ。
そして、そのような「勇気」や「覚悟」を生み出すためには、「自身がいまだに『低次の自己』に振り回され続けているという現実」に心底うんざりしていなければならない。
さらに、ここで言うところの「心底のうんざり」とは「感情的なもの」や「外部からの刺激に対する反応的なもの」ではなく、あなた自身の「魂の声」として「あなたの全生活を貫くもの」でなければ「本物」とは言えない。
そのような意味での「本気」にならなければならない。
そのような意味においての「愛」を育まなければならない。
しかし、あなたにはそれができる!
必ず、できる!
これからの「医療のあり方」において思うこと
「肉体の次元」「精神の次元」「魂の次元」、このような様々な次元において、医師は「台風の目」という絶対的静寂の立場から「患者の疾患(台風)」と向き合わなければ、「対処療法的な治療」しかできず「根治療法的な治療」にまでは至らない。
そして、私たちが理想とするところの「根治療法的な治療」とは、「心の癒やし」や「魂の癒やし」をも含め、さらには「心の成長」や「魂の進化」をも促す「本当の意味での愛に基づくもの」なのではないのでしょうか・・・
医療においての「治療」のみならず、学校や家庭での「教育」においても同様に思います。
コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
木幡先生
「言葉による伝達」でのご指導をありがとうございます。
自分のためだけでなく患者さん達のためにも、自分自身の成長を目指して頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました!
「自身への愛」
「他者への愛」
その「源泉」は同じもの・・・
そのような「愛に基づく信念」があれば、「己の孤独」などはどうでもよくなる!