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断片的な走り書き21~観照者としての悟り~

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この記事は2020.08.22、16:48に更新しました。

更新内容:新たな文章を追加いたしました。

断片的な走り書き21~観照者としての悟り~

自己意識

一度眠ってしまった自己意識というものは、ちょっとやそっとのショックでは、目覚めさせることなどできやしない。

それは、泥酔中の人をすぐにシラフにさせることよりも数千倍は難しい。

 


 

自己意識 2

私との対話中や直接伝達中は、それなりに自己意識が目覚めていても、日常生活に戻った後の眠りの引力というものは、彼ら(彼女ら)にとっては抗いがたいものなのだ。

 


 

自己意識

ならば「鉄は熱いうちに打て」だ。

 


 

自己意識 4

しかし、いびつな形のまま冷たく固まってしまった鉄を、誰が熱して、誰が打つ?

予測不能に飛び散る火花で火傷をするのは、いつも私だ・・・(笑)

それにそもそも、その鉄がいびつな形のまま冷たく固まってしまったのは、私のせいではないにも関わらず・・・(笑)

だから本当は自分でしなければならない。

自分で、そのケジメをとらねばならない。

あなたの人生なのだから・・・

私は、そのためのサポート役だ。

なのに、(一部の人たちを除いて)それを私に丸投げして、言いたい放題に文句ばかりを言っている人ばかりだ。

だから、(一部の人たちを除いて)私は個人セッションをするのが大嫌いだ。

周りの目がないのを良いことに、めちゃくちゃな理屈をこねてきやがる(笑)

まるで極道の横車じゃないか・・・(笑)

びっくりするよ。

「えっ!? あの人が、そんなことをおっしゃったんですか!?」ってな感じだよ。

あくまで私は、自己意識が熟睡状態にある人に声をかけたり揺さぶったりして、起こす役であって、その人が目を覚まして立ち上がろうとしなければ、何も変わらないのだ。

それを、私に丸投げして、「目を開けさせろ!」「立たせろ!」「それがお前の仕事だろ!」「お前など役立たずだ!」などといった筋の通らない文句を言うだけなら、自分でせんかい!(笑)

そういう、「優しいおばあさんの振りをした狼」の相手をする「赤ずきんちゃん」の役目に私は疲れた。

その方々は、「本当の自分は愛に溢れた思いやりのある人間」だと思い込んでいるようだが、それは理論上はそうであっても夢のまた夢のことであり、現実的には「気に入らないことがあると噛みつきたがる狼(獣)」でしかないのだ。

だから、その人は孤独なのだ。

結局、どれだけ優しいお婆さんのメッキでコーティングしていても、最後は狼の本性を出して、私に本気で噛みついてくるのだ。

なるべく早く引退せねば、私の心がボロボロになってしまう・・・

だが、こんな愚痴を書いているわけだから、すでにボロボロなのかもしれないね・・・

早く引退して、私が理想とするやり方でやりたいな・・・

 


 

自己意識 5

現在の日本在住の日本人において、連続性のある自己意識を目覚めさせようと思ったら、食事から変えておかなければならない人たちというのがほとんどだよね。

つまり、まずは知性や自己意識の眠りを促す食べものをなるべく体内に入れないということかな・・・

 


 

自己意識 6

自己意識が目覚めていない人とは、様々な思考・感情・欲求などと自己同一化しているのだから、連続性のある自己が一人しかいないのではなく、自己同一化の数だけ無数に自己が分裂しているわけであるから、結果的には自分に対しても他人に対しても嘘つきにならざるを得ない

つまり、このような意味において、そのような人たちのことを信用してはいけないということだ。

このことは自己意識が目覚めている人にとっては常識であるが、自己意識が目覚めていない人にとっては、その事実が見えないのだ。

それゆえ彼ら彼女らは、「私は人から、よく騙(だま)される」とか「私は、いつも人から裏切られる」などと嘆(なげ)いているのである。

 


 

自己意識 7

これはたとえ話なのだが、たとえば僕が無類のモロヘイヤ好きであることを誰かに話したとする。

すると、その流れを受けて十勝平野の話を延々とし続ける人がよくいるのだけれど、それって響きにおけるただの「へいや」つながりでしかなくて、僕の好物とかモロヘイヤのこととは、まったく関係のない話だよね・・・(笑)

車でさえも、ハンドルやブレーキくらいは付いているのにね・・・

しかし、自己意識が眠った人には、「感情や連想のおもむくがままに話したい!」という衝動と欲求のアクセルだけしか付いていない・・・

つまり、彼ら彼女らにとっては、ひき逃げなどは当たり前。

やつらはガソリンが切れるか、壁に激突するまで走り続けるのだ。

 

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