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発酵食品を上手に取り入れて、健康を維持しよう

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この記事は22:56に更新しました。

 

さ・い・き・ん、私はいわゆるヴィーガン(動物性食品を一切食べない人)となり、さらには1日1食の生活が続いている。

意図してそうなったわけではないが、今はただ、その生活が心地いいからである。

それが今の私の自然な形であるというだけのことで、そのような食生活を続けようという意志はありません。

それ以外の食事を否定しているわけでもありませんし、皆さんに、おすすめているわけでもありません。

 

昨夜の晩酌は、焼ナスに生姜を乗せて、醤油をかけただけのもの。

かつお節をかけていないのだが、感動的に美味しく感じるのである。

そして、グリルで焼いたピーマンに、少しの塩と醤油をかけて食したものもまた美味なり・・・

 

ナスやピーマンは普通に八百屋で買ったもの。

醤油はもちろん本物を使う。

つまり、油の搾りカスで化学的に作ったものではなく、それ用の大豆を伝統的な手法できちんと発酵させて作る本来の醤油という意味である。

 

私が愛するビール、日本酒、ウイスキー、醤油・・・

ぬか漬けはここ数年、訳があって封印しているが・・・

 

これらは全て発酵食品である。

本物ならば・・・

 

食品:漬物、納豆、かつお節・・・

調味料:醤油、味噌、酢、みりん・・・

 

古くから人類は、その土地土地に適した伝統的な食事によって、発酵食品を上手に取り入れてきたのである。

自然な発酵を待たずしてアルコール添加された酒、油の搾りカスから化学的に作られた醤油などといったマガイ物では、きちんとした発酵などなされていないのは当然のことである。

裏面の原料表示を見ればわかるけど、市販の漬物のほとんどは、つけ物と言っても、大量の添加物のプールに浸(つ)けた物ばかりでしょ?

本来の味や香りも失われている。

 

市販の大量生産品は、かつおを乾燥させただけのものだと思いますが、本来のかつお節とは、発酵食品なのである。

自分で削ったばかりの本枯れ節のかつお節などは、上質なチーズのような豊潤な味と香りがする。

 

本物を作るには、それなりの時間と労力、そして何より「ズルをしない誠実さ」すなわち「良心」が必要なのである。

 

そんな有用微生物に包まれた発酵環境にある私の家の冷蔵庫では、忘れ去られた牛乳も腐らない。

発酵してヨーグルトになってしまう。

 

少し前に、セッションで私の部屋に入られた生徒さんが、

「部屋の波動のようなものが全然、違いますね。」

「空気が澄みきっているというか・・・」

と驚いておられたのだが、

私に由来するエネルギーだけでなく、私の家に住み着いている有用性微生物たちの働きも一役買っているように思える。

 

摂り入れる食品にしても、自身の身体においても、腐敗よりは発酵の方向に向かって行く方がいい。

それは、いわゆる善玉菌の比率に大きく左右される。

 

そんな私は、かれこれ12年以上、病院のお世話になったことがない。

健康診断にさえ行く気もしない。

44年も付き合っていれば、自分の身体の具合くらいはわかるのでね・・・

 

閑話休題

炊飯器の中の玄米も、3日目くらいからは発酵し始め、かぐわしい香りが生じてくる。

 

とにかく、朝、昼は煙草と煎茶しか口にしていないゆえにお腹が空いているし、味覚が敏感になっているので、最近は植物由来の食品だけでも御馳走に感じれるのである。

煙草も添加物の入っていない純粋な葉っぱのみを自分で巻いたものである。

 

今は魚や肉などといった動物性食品を食べたくならないので、ならばと思い、数年間、冷凍庫に封印しておいた「ぬか床」を取り出してきたわけである。

 

冷凍庫での冬眠生活から突如として覚まされた細菌たちは、

乳酸菌:「おい木幡、久しぶりじゃね~か!最近、見かけなかったな・・・」

木幡:「あちきの腸内に入れば、おどれも木幡(の一部)になるのじゃがの~・・・」

光合成細菌:「そんな挨拶なんてどうでもいいから、そんなことより、さっさと何かご馳走くれよ!」

というわけで、お昼にキュウリを捧げたわけである。

(※ 上記のやり取りは、決してガイダンスではありません。)

 

キュウリのぬか漬けは、浅めに漬けておいて、切らずにそのままボリボリ齧(かじ)るのが美味しい。

キュウリにおいては、その食感もまた大切なのだ。

深漬けのしなびた薄っぺらいキュウリを想像してごらんなさい。

刻んで、お茶漬けにでも入れるしかない。

 

これで醤油を使わずとも、本物の発酵食品をそれなりに摂ることができるようになる。

これからの直接対面でのセッション時にお出しするお茶請けは、その時々の旬の野菜のぬか漬けにしよう。

 

今晩、そのキュウリをいただくこととなる私は、その体内において、彼らとの相互補助的な共存生活を営むこととなるのである。

 

めでたし、めでたし・・・

 

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