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自己意識

見えている人

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『見えている人』にとっては、

「今、目の前にある現実」の端々に、

「来たるべき未来の光景」が映し出されていることを

容易に見てとることができるのである。

 

超一流の本物と言われる人たちというものは、同分野の他の人たちよりも深い所まで、重要なものの本質が自明のものとして見えているものである。

だから、なぜ他の人たちには見えないのかが理解できない。

知的には理解できたとしても。

 

彼らは往々にして、「周りの人たちには見えていないこと」「他人には理解できないこと」を主張するわけだから、周りの人たちのために良かれと思って言っているにもかかわらず、周りの人たちからは「ワガママ」「傲慢」「独りよがり」などといったレッテルを張られてしまう。

彼らは、それが現実であることを理解している。

 

そのような自分を理解してもらえないことは仕方なしとしても、「ネガティブなエネルギーに支配された人たち」の攻撃の対象となることにはうんざりしている。

彼らは集団に対しては、厭世主義者のように口をつぐんでしまうのである。

 

彼らは「個人としてのあなた」としか、つながることはできい。

 

 

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