私の同居人 ♪
この記事は2019年4月1日に掲載し、2022年3月4日に更新しました。
更新内容:記事の序盤に加筆をいたしました。
人里離れた山に捨てられていたのを、連れて帰った頃の写真です。
そもそも、なぜ私が山に、それもあんなに人里離れた山なんかに行くことになったのか?
それに、この子と出会う前日。
私が高校生の時に、とても短期間ながらも溺愛していた子犬に「また会いたい!」という強い思いが生じていました。
その子は、その子にとっての初めての雪の日に交通事故にあって、すぐに死んでしまったのでした。
だから、そのようなタイミングで友達と一緒に山に行くことになったのも、何かの力に導かれたかのような感じです。
当時の彼女はまだ「歩くのもやっと」のような感じで寄り添ってきました。
「はじめまして、こんにちは」
「僕が守ってあげるからね・・・」
彼女は、喉(のど)を鳴らしていました。
食事は私と同じ玄米。
今でも、私と同じ玄米を食べて生き続けています。
彼女の玄米には、彼女が大好きなかつお節を少々かけてあげます・・・
修行時代には、瞑想の邪魔を散々されてきました・・・
苦しい修行の後の楽しみであったステーキを横取りされたこともありました・・・
修行に専心している時というのは、人付き合いもありませんから、食べることくらいしか楽しみがないのです。
ましてや、収入のない修行時代のこと、ステーキなどはたまにしか食べることができません(笑)
彼女は生意気な天使なので、今でもケンカは、よくします。
そんな彼女と一緒に暮らし始めてから、もう10年近く経ちました・・・
「一緒にいてくれて、ありがとね・・・」
私は猫好きではありません。
猫嫌いでもありません。
ですが、私は彼女のことを愛しています・・・
「ずっと、そばにいるからね・・・」
今でも一緒に暮らしています・・・
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